中古車購入時の総支払額はどれくらい?トータルを知っておこう
- 投稿日:2020年3月25日
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総支払額の内訳
中古車を購入時の総支払額には車両価格以外のものも含まれます。購入時には必ず内訳を確認するように注意してください。車両価格以外の費用の内訳は、大きく分けると「法定費用」と「手数料」のふたつです。
法定費用としては、自動車税や自動車重量税、自動車取得税、自動車損害賠償責任保険(いわゆる自賠責保険料)、消費税、自動車リサイクル料金、法定預かり金といったものが挙げられます。
手数料としては、登録代行費用や車庫証明代行費用、納車費用といったものが挙げられます。
総支払額に含まれない費用に注意
購入時に特に気をつけるべきなのは、総支払額に含まれません。車検のときに必要となる点検整備や検査費用、走行保証費用、装備品追加オプション費用、ボディコーティング費用といったものは、総支払額には含まれないので注意しておきましょう。
装備品追加オプション費用とボディコーティング費用は、購入者が特に希望している場合に発生します。
一方、車検の際に必要な点検整備や検査費用、走行保証費用に関しては要注意で、事前によく確認しておかないと、予算以上の費用がかかるおそれがあります。
車両価格の安さだけで購入しない
中古車購入の際にはついつい車両本体価格ばかりを見てしまうものですが、車両価格の安さだけで選んでしまうと、大幅に予算オーバーとなる可能性があります。
悪質な業者は車両価格を安くして、それ以外のところで利益を出そうと上乗せしてきます。見せかけの安さに騙されないためにも、車検や保証の有無、手数料が適切なのかといった部分をしっかりと確認していきましょう。そのために、見積もりは複数社から出してもらったほうが安心です。